お役立ち情報
公開日:

ワンルームの収納の工夫とアイデア|壁面・クローゼット・ベッド下の活用術

ワンルームの収納の工夫とアイデア|壁面・クローゼット・ベッド下の活用術

「ワンルームは収納が少なくて、服や荷物が片付かない」「収納家具を増やしたら、かえって部屋が狭くなってしまった」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

ワンルームは居住スペースが限られているうえ、クローゼットや押入れなどの備え付け収納が少ない物件もあります。そのため、収納家具をただ増やすのではなく、壁面や縦の空間、ベッド下などのデッドスペースを上手に活用することが大切です。

この記事では、ワンルームの収納を増やす基本の工夫から、壁面・クローゼット・押入れ・ベッド下の活用方法、狭い部屋を広く見せるレイアウト、服・靴・布団・漫画などアイテム別の収納アイデアまで詳しく解説します。収納が足りない場合のトランクルーム活用についても紹介するので、まずは自分の部屋で活用できていないスペースがないか確認してみてください。

目次

ワンルームの収納は「壁・縦・デッドスペース」の3方向活用で『足りない』を解決できる

ワンルームの収納不足を解消するポイントは、「物を減らすこと」と「使えていない空間を収納に変えること」です。

特に、壁面やクローゼット上部、ベッド下などは収納スペースとして活用できます。床に収納家具を増やすのではなく、「壁・縦・デッドスペース」の3方向から収納場所を確保するのが基本です。

まずは、ワンルームで収納が足りなくなる理由と、持ち物の見直し方、活用できる3つの空間について解説します。

ワンルームに収納が足りない・収納なしになりやすい理由

ワンルームで収納が足りなくなる主な理由は、限られた床面積に家具・家電と荷物の両方を収める必要があるためです。

ベッドやテーブル、テレビ、冷蔵庫などを配置すると、収納家具を置ける場所が少なくなります。さらに、クローゼットが小さい、備え付け収納がない物件だと、洋服や寝具、日用品などの収納場所も不足しがちです。だからといって収納棚やチェストを増やすと、今度は生活スペースが狭くなります。

このことを踏まえ、ワンルームでは、収納家具を増やす以外の方法で収納場所を確保することが重要です。

収納を増やす前にやるべき「持ち物の見直し」

収納場所を増やす前に、持ち物は「残す・手放す・別の場所で保管する」の3つに分けることが大切です。

分類判断の目安
部屋に残す日常的に使う・すぐ取り出したい
手放す長期間使っていない・今後も使う予定がない
別の場所で保管する必要だが使用頻度が低い・季節限定で使う

毎日使う洋服や日用品は部屋に残し、使っていない物は処分や売却を検討します。

一方、冬用の布団や季節家電、スーツケースなどは、必要でも使用頻度が低い荷物です。こうした物を別の場所で保管すれば、ワンルームの限られた収納を日常的に使う物へ優先的に使えます。

まず押さえたい3つの空間(壁面・縦の空間・デッドスペース)

残す物が決まったら、「壁面」「縦の空間」「デッドスペース」に収納場所を作ります。

空間活用できる場所収納アイテム収納するもの
壁面壁・ドア周辺つっぱり式ラック・フック・有孔ボードバッグ・帽子・洋服・小物
縦の空間クローゼット上部・家具の上収納ボックス・ラック季節用品・使用頻度の低いもの
デッドスペースベッド下・家具の隙間薄型ケース・キャスター付きボックス衣類・寝具・日用品

壁面や縦の空間なら、床面積をほとんど使わずに収納を増やせます。ベッド下や家具の隙間も、サイズに合った収納ケースを使えば収納スペースになります。

つまり、ワンルームの収納は、「床に家具を増やす」のではなく「空いている場所を収納に変える」ことがポイントです。

ワンルームの収納を増やす基本の工夫【場所別】

ワンルームでは、壁やクローゼット、押入れ、ベッド下など、すでにあるスペースを活用することで収納量を増やせます。

ここでは、場所別に取り入れやすい収納の工夫を紹介します。

壁面収納で壁のスペースをフル活用する

床に収納家具を置くスペースがない場合は、壁面収納が有効です。

壁面収納には、次のような方法があります。

・つっぱり式ラックに洋服やバッグを掛ける

・有孔ボードにフックを付けて小物を収納する

・ドアフックにバッグや帽子を掛ける

・壁面ラックに本や雑貨を収納する

特にワンルームでは、床から天井まで使えるつっぱり式ラックが便利です。床面積をほとんど使わず、洋服やバッグなどの収納場所を増やせます。

ただし、賃貸だと壁への穴あけが禁止されている場合があります。壁面収納を設置する際は、賃貸借契約を確認し、つっぱり式や穴を開けずに設置できるタイプを選ぶと安心です。

ワンルームのクローゼット収納を最大化するコツ

ワンルームのクローゼットは、「上段・ハンガーパイプ・洋服の下・扉裏」に分けるとスペースを無駄なく使えます。

場所収納するもの収納方法
上段季節用品・バッグ収納ボックス
ハンガーパイプシャツ・アウター・ワンピースハンガー
洋服の下下着・靴下・小物引き出しケース
扉裏バッグ・ベルト・帽子フック・吊り下げ収納

たとえば、シャツをハンガーに掛けると、その裾から床までの空間が残ります。この部分に引き出しケースを置けば、洋服を掛ける場所を減らさずに収納を追加できます。

さらに、薄型ハンガーに統一すると洋服同士の間隔を詰められるため、ハンガーパイプにも多くの洋服を掛けられます。

押入れがあるワンルームの収納術

押入れは奥行きがあるため、大きな荷物や使用頻度の低いものを収納するのに適しています。次のように、使用頻度に合わせて収納場所を分けると管理しやすくなります。

場所向いているもの
上段・手前日常的に使う衣類・バッグ
上段・奥季節用品・使用頻度の低いもの
下段布団・衣装ケース・季節家電
天袋思い出の品・季節用品

奥に収納する場合は、キャスター付きケースを使うと荷物を引き出しやすくなります。

布団を収納する場合も、そのまま積み重ねるのではなく、布団収納袋やラックを使って区切ることで、ほかの荷物と分けて管理できます。ただし、奥まで荷物を詰め込むと、取り出しにくくなる点には注意が必要です。

ベッド下・隙間などデッドスペースの活用アイデア

ベッド下や家具の隙間も、収納スペースとして活用できます。代表的なデッドスペースと収納方法は、以下のとおりです。

デッドスペース収納方法向いているもの
ベッド下薄型・キャスター付きケース衣類・寝具
冷蔵庫横スリムワゴン食品・日用品
洗濯機周辺ランドリーラック洗剤・タオル
家具と壁の隙間スリムラック小物・ストック品
ドア裏フック・吊り下げ収納バッグ・帽子

なかでもベッド下は、ワンルームで確保しやすい収納スペースです。収納付きベッドでなくても、高さに合う薄型ケースを入れれば衣類や寝具を収納できます。

ただし、ベッド下はホコリや湿気がたまりやすい場所です。フタ付きの収納ケースでホコリを防ぎながら、定期的にケースを取り出して換気するなど、湿気をためない工夫も必要です。

狭いワンルームを広く見せる収納術とレイアウト

狭いワンルームを広く見せる収納術とレイアウト

ワンルームでは、収納量だけでなく、家具の配置や見え方も重要です。収納家具を増やしすぎたり、高さのある家具で囲んだりすると、荷物が片付いていても部屋が狭く見えます。

ここでは、限られたスペースを広く見せる収納とレイアウトのポイントを紹介します。

6畳・収納なしワンルームのレイアウト例

6畳で備え付け収納がないワンルームでは、家具を部屋の中央に置かず、壁際へまとめるのが基本です。

たとえば、次のように配置します。

場所配置する家具・収納ポイント
壁際ベッド中央のスペースを空ける
ベッド下収納ケース衣類・寝具を収納
壁面つっぱり式ラック洋服・バッグを収納
玄関付近スリムラック靴・日用品を収納
部屋の中央ローテーブル必要最低限の家具だけ置く

特に重要なのは、入口から窓までの動線を家具でふさがないことです。床が見える範囲を広く残すことで、同じ6畳でも圧迫感を抑えられます。

また、ベッド下や壁面を収納に使えば、大型のチェストや収納棚を置く必要も減らせます。

「見せる収納」と「隠す収納」のバランスの取り方

狭いワンルームでは、すべての荷物を見える場所に収納すると雑然とした印象になります。一方ですべてを隠そうとすると、大型の収納家具が必要になる場合があります。

そこで、次のように収納するものを「見せる」「隠す」に分けます。

収納方法向いているもの
見せる収納本・お気に入りの雑貨・バッグ・よく使う小物
隠す収納衣類・日用品のストック・書類・生活感が出やすい小物

見せる収納は、オープンラックや壁面ラックの一部に限定するのがポイントです。それ以外は収納ボックスや引き出しにまとめることで、物が多くてもすっきり見せられます。

特に、細かい物をそのまま並べるより、収納ボックスの色やサイズをそろえたほうが視覚的な情報量を減らせます。

色・家具の高さで圧迫感をなくすテクニック

ワンルームを広く見せるためには、収納家具の「色」と「高さ」を意識することが大切です。

取り入れやすいポイントは、次のとおりです。

・白やベージュなど明るい色の収納家具を選ぶ
・収納ケースの色を統一する
・背の高い家具を増やしすぎない
・ベッドやテーブルはロータイプを選ぶ
・背の高い家具は壁際や部屋の奥に配置する

特に、家具の高さを低くすると壁が見える面積が増え、視線が抜けるため、部屋全体の圧迫感を抑えられます。収納家具の色もバラバラにせず、床や壁に近い色でそろえることで、家具の存在感を抑えながら統一感を出せます。

ワンルームの収納に役立つ家具・収納棚の選び方

ワンルームに収納家具を追加する際に、収納量だけで選ぶと部屋を圧迫することがあります。限られたスペースを有効に使いたいなら、「1台で複数の用途に使える」「場所を取りにくい」「賃貸でも設置しやすい」の3点がポイントです。

ここでは、ワンルームに適した家具・収納棚の選び方を紹介します。

1台2役の多機能・収納付き家具を選ぶ

ワンルームでは、1台で複数の用途に使える家具を選ぶと、家具の数を減らしながら収納を確保できます。

代表的な多機能家具は、以下のとおりです。

家具使い方
収納付きベッドベッド+衣類・寝具収納
収納付きテーブルテーブル+小物収納
収納付きスツール椅子+収納ボックス
シェルフ付きデスクデスク+本・書類収納
収納付きソファベッドソファ+ベッド+座面下収納

特に大きな面積を使うベッドは、収納付きタイプにすることでベッド下を無駄なく使えます。家具を追加するよりも、すでに必要な家具に収納機能を持たせたほうが、生活スペースを残しやすくなります。

ロータイプ・コンパクト・可動式の収納棚を選ぶ

収納棚を置く場合は、部屋の広さや使い方に合わせてサイズを選ぶことが重要です。

ワンルームでは、次のような収納棚が使いやすくなります。

・圧迫感を抑えられるロータイプ
・家具の隙間に置けるスリムタイプ
・必要な場所へ移動できるキャスター付き
・収納量を調整できる可動棚タイプ
・折りたたみや伸縮ができるタイプ

なかでも、ロータイプの家具は視線を遮りにくく、部屋を広く見せたい場合に適しています。

一方、収納量を優先する場所では、高さのある棚を壁際に置く方法もあります。部屋全体をロータイプで統一する必要はなく、「広く見せる場所」と「収納量を確保する場所」を分けることがポイントです。

賃貸でもOKなつっぱり棒・DIY収納の取り入れ方

賃貸のワンルームでは、壁や床を傷つけない収納方法を選ぶ必要があります。

取り入れやすい方法は、以下のとおりです。

収納方法活用例
つっぱり棒クローゼット内の収納追加・衣類収納
つっぱり式ラック壁面収納・洋服掛け
有孔ボード小物・バッグ・アクセサリー収納
ワイヤーネットキッチン用品・小物収納
置き型DIY棚本・雑貨・日用品収納

つっぱり式の収納は、壁に穴を開けずに設置できるものが多く、原状回復が必要な賃貸でも取り入れやすい方法です。ただし、設置できる場所や耐荷重は製品によって異なります。重い荷物を載せる場合は、製品の耐荷重や設置方法を確認する必要があります。

また、釘やネジを使うDIYは壁に跡が残る可能性があるので注意が必要です。そのため、壁に固定する収納を取り入れる場合は、賃貸借契約や原状回復の条件も確認してください。

【アイテム別】ワンルームの収納アイデア

【アイテム別】ワンルームの収納アイデア

ワンルームでは、服や靴、布団、本など、量が増えやすいものから収納場所が足りなくなりがちです。

ここでは、ワンルームで特に場所を取りやすい4つのアイテムについて、収納方法を紹介します。

服(衣類)の収納アイデア

服は、次のように着る頻度に合わせて収納場所を分けると管理しやすくなります。

服の種類収納場所・方法
よく着る服クローゼット・ハンガーラック
下着・靴下引き出しケース
オフシーズンの服ベッド下・クローゼット上部
コート・アウタークローゼット・壁面ラック

クローゼットが小さい場合は、すべての服をハンガーに掛けるのではなく、畳める服を引き出しケースへ分けるとハンガーパイプに余裕ができます。

また、衣替えのタイミングで着ていない服を見直せば、収納スペースそのものを減らさずに空きを確保できます。

関連記事:衣替えはいつが正解?春夏秋冬の切り替え時期と失敗しない手順を解説

靴の収納アイデア

玄関が狭いワンルームでは、靴を床に並べるほど出入りできるスペースが狭くなるため、次の方法で収納を工夫してみてください。

・靴箱内にシューズラックを追加して上下2段で使う
・玄関の隙間にスリムなシューズラックを置く
・扉裏に吊り下げ式の収納を設置する
・オフシーズンの靴をケースに入れて別の場所へ移す

普段履く靴は玄関に残し、冠婚葬祭用や季節外の靴など、使用頻度の低いものを分けると玄関をすっきり保てます。

関連記事:ブーツの保管方法6つのポイント|カビ・型崩れを防ぐ収納術と最適な保管場所

布団の収納アイデア

布団はサイズが大きいため、ワンルームの収納スペースを圧迫しやすいアイテムです。収納場所が限られている場合は、次のように、布団の種類によって保管方法を分けてみてください。

布団収納方法
毎日使う布団ベッド下・布団ラック
来客用布団布団収納袋・押入れ
オフシーズンの掛け布団クローゼット上部・収納ケース
毛布・薄手の寝具ベッド下・収納ボックス

収納前には十分に乾燥させ、湿気が残った状態で長期間保管しないことも重要です。

特に来客用や冬用の布団は、年間を通して使うものではありません。ワンルームの収納を大きく占領している場合は、自宅以外での保管も選択肢になります。

関連記事:来客用布団どうしてる?場所別の収納方法と長持ちさせる保管のコツを解説

漫画・本の収納アイデア

漫画や本は1冊あたりのサイズは小さいものの、冊数が増えるほど収納場所を取ります。また、まとめて収納すると重量も大きくなるため、収納家具の耐荷重にも注意が必要です。

代表的な収納方法は、以下のとおりです。

・薄型の本棚を壁際に設置する
・ベッド下の収納ケースにまとめる
・カラーボックスを本棚として使う
・よく読む本だけオープンラックに置く
・読まない本は売却・電子書籍化などで減らす

本棚を選ぶ場合は、奥行きの深いタイプよりも、本のサイズに合った薄型タイプのほうがワンルームの生活スペースを圧迫しにくくなります。

また、漫画を大量に保管している場合は、全巻を部屋に置く必要があるかも見直すポイントです。頻繁に読む作品だけを部屋に残し、それ以外を別の場所で保管すれば、本棚を増やさずにコレクションを残せます。

収納が足りないワンルームの最終手段

収納が足りないワンルームの最終手段

壁面やベッド下、クローゼットなどを活用しても収納が足りない場合は、すべての荷物を部屋の中に収めること自体を見直す必要があります。

特に都市部では、単身者が実際に検討しているワンルームの面積が20㎡前後というケースもあります。家具や家電を置けば、収納に使えるスペースはさらに限られます。

収納家具を増やして生活スペースを削るのではなく、使用頻度の低い荷物を部屋の外で保管する方法もあります。

東京23区・大阪市の狭いワンルーム事情

ワンルームの収納が足りない背景には、そもそも部屋の面積が狭いことも関係しています。

LIFULL HOME’Sが2025年1~3月に問合せのあったワンルームを調査したところ、平均面積が最も狭かったのは東京23区の19.43㎡で、大阪市も21.78㎡と4番目に狭い結果でした。

順位都道府県県庁所在地問合せ面積(㎡)1Rの問合せ賃料(円)面積単価(円/㎡)20~24歳の きまって支給する現金給与額(円)給与内問合せ賃料負担率
1東京都東京23区19.4379,1784,075266,20029.74%
2神奈川県横浜市19.5063,0583,234258,00024.44%
3京都府京都市21.1451,1992,422250,90020.41%
4大阪府大阪市21.7851,5302,366250,40020.58%
5埼玉県さいたま市22.2659,9092,691255,90023.41%
6沖縄県那覇市22.4249,2862,198217,60022.65%
7奈良県奈良市22.8844,6591,952248,00018.01%
8北海道札幌市23.0138,5961,677233,20016.55%
9兵庫県神戸市23.0353,0022,301249,50021.24%
10千葉県千葉市23.3756,1122,401250,90022.36%

ただし、両者が狭くなる理由は異なります。

【東京23区が狭くなる要因】

  • 面積単価が全国最高(4,075円/㎡)(最大要因)…1㎡あたりの家賃が高く、予算内に家賃を収めようとすると結果的に部屋が狭くなる
  • 若年単身者の記録的流入…2024年に東京23区で15〜24歳が69,544人の転入超過。単身向け住宅の需給が逼迫し、賃料が上昇している
  • 賃料負担率の制約…20〜24歳の給与内賃料負担率は29.74%と「収入の3割」ギリギリ。総額を抑えるため広さを妥協せざるを得ない
  • 「駅近」優先の選好…最寄駅からの徒歩分数はこの5年ほぼ変化なし。立地を譲らないぶん、しわ寄せが広さに出ている(築年数も長期化傾向)
  • コンパクト住戸中心の供給構造…地価・建築コストの高い23区では、もともと狭めの単身向け物件が多く供給されている

【大阪市が狭くなる要因】

  • 規制が緩く、コンパクト住戸が標準的に供給されている(最大要因)…大阪市の最低住戸面積は18㎡で、しかも法的強制力のない指導要綱ベース。最低25㎡以上とする区が多い東京23区に比べ、狭めのワンルームを合法的に多く建てられるため、市場の標準サイズそのものが小さい
  • その狭い部屋が「手頃」に供給されている…1R問合せ賃料は51,530円、面積単価2,366円/㎡と割安で、給与内賃料負担率も20.58%と余裕がある。「家賃が高いから狭さを我慢する」東京とは逆で、「割安なコンパクト住戸を積極的に選べる」状況
  • 単身需要が旺盛…2024年の転入超過は市区町村別で全国最多。外国人住民・単身世帯の増加もあり、学生・若手・外国人など単身層が厚く、狭めの物件でも需要が途切れない
  • 万博・うめきた再開発・インバウンドによる中心部集中…中心部(キタ・ミナミなどの都心エリア)の賃料・需要が押し上げられ、利便性の高いエリアにコンパクト需要が集まっている
  • 借り手行動:利便性を優先しつつ、手頃な狭い部屋を選好…東京のように面積単価の圧力で狭さに追い込まれるのではなく、もともと狭めの部屋を前提に暮らす人が多い

つまり、東京23区では家賃の高さ、大阪市では手頃なコンパクト住戸を供給しやすい構造が、それぞれワンルームの狭さにつながっています。理由は異なりますが、どちらも20㎡前後の物件が選ばれており、収納不足が起こりやすい環境です。

なお、ここで紹介したデータは、LIFULL HOME’Sに掲載されたすべての物件の平均ではなく、実際にユーザーから問合せ(資料請求や問合せ)があった物件を集計した「問合せ物件データ」です。

掲載物件全体の平均は「市場にどのような部屋が供給されているか」を示すのに対し、問合せ物件データは「住まいを探している人が実際にどの部屋に関心を持ち、行動を起こしたか」という需要側の動きを表します。

つまりこの数値は、単なる供給状況ではなく、入居を検討している人が現実に選んでいる部屋の広さに近い指標だといえます。借り手の少ない物件まで含めた全体平均よりも、「これから一人暮らしを始める人が実際に住むことになる部屋のサイズ感」をより正確に映し出していると考えられるため、収納の悩みやスペース不足を考えるうえで参考になるデータです。

LIFULL HOME’S:https://lifull.com/news/42735/

大阪市:https://www.city.osaka.lg.jp/toshikeikaku/cmsfiles/contents/0000051/51769/youkoukaiseiannai.pdf

宅配型トランクルームという選択肢

部屋の収納を工夫しても荷物が収まらない場合は、宅配型トランクルームを利用する方法があります。

宅配型トランクルームは、自宅から荷物を預け、必要になったときに取り出せるサービスです。店舗型のトランクルームまで自分で荷物を運ぶ必要がないため、車を持っていない一人暮らしでも利用できます。

特に、次のような荷物の保管に向いています。

・オフシーズンの洋服
・冬用の布団や毛布
・スーツケース
・季節家電
・本や漫画
・趣味用品
・思い出の品

たとえば、冬用布団やスーツケースをクローゼットに一年中置いている場合、ほとんど使わない荷物が貴重な収納スペースを占めることになります。こうした荷物を宅配型トランクルームへ移せば、収納家具を増やさずに部屋やクローゼットの空間を確保できます。

また、大阪エリアに住んでいる場合は、宅配型トランクルーム「サブクロ」も選択肢です。自宅に置いておく必要のない荷物を収納することで、限られたワンルームのスペースを有効に使えます。

サブクロ

▶️集荷・配送サービス付きのサブクロ

▶️サブクロの動画はこちら

普段使うものだけを部屋に残し、季節用品やスーツケース、来客用の布団などを保管すれば、日常的に使うもののために収納スペースを空けられます。「必要だから捨てられないけれど、普段は使わない」という荷物が多い場合は、宅配型トランクルームを活用してみてください。

関連記事:荷物預かりサービス「トランクルーム」の上手な使い方

少量の衣類や靴なら「ボックスタイプ」もおすすめ

「トランクルームを借りるほど荷物は多くないけれど、クローゼットや靴箱をもう少し広く使いたい」という方には、宅配型トランクルーム「サブクロ」のボックスタイプもおすすめです。

サブクロのボックスタイプには、洋服をハンガーに掛けたまま収納できる「ハンガーボックス」と、靴を収納できる「シューズボックス」があります。

たとえば、シーズンオフの洋服や普段あまり履かない靴を預けることで、ワンルームの限られたクローゼットや玄関収納を、普段使うもののために有効活用できます。

また、荷物の集荷・配送にも対応しているため、自分でトランクルームまで荷物を運ぶ必要もありません。

▶️サブクロ「ボックスタイプ」を詳しく見る

「部屋に置くもの」と「預けるもの」の仕分け方

宅配型トランクルームを利用する場合は、荷物を「使用頻度」で分けると判断しやすくなります。

使用頻度荷物の例保管方法
毎日使う普段着・仕事用品・日用品部屋に置く
週・月単位で使うバッグ・本・趣味用品部屋に置く
季節ごとに使う冬物衣類・布団・季節家電外部保管
年に数回使うスーツケース・イベント用品外部保管
ほとんど使わないが残したい思い出の品・コレクション外部保管
今後使わない不要な衣類・雑貨処分・売却

特にワンルームでは、「捨てる」「部屋に置く」の2択にする必要はありません。

毎日使うものは部屋に置き、季節用品や年に数回しか使わないものは外部に保管することで、限られた収納を日常生活に必要なものへ優先して使えます。

収納家具を増やして部屋が狭くなっている場合は、収納量を増やすより、部屋に置く荷物そのものを減らすほうが効果的です。

まとめ

ワンルームの収納不足を解消するには、収納家具を増やすだけでなく、限られた空間を無駄なく使うことが大切です。

この記事で紹介したポイントを整理すると、次のとおりです。

・壁面・縦の空間・デッドスペースを収納に活用する

・収納を増やす前に持ち物を見直す

・クローゼットや押入れは上下・奥行きまで活用する

・ベッド下や家具の隙間を収納スペースに変える

・収納付き家具やコンパクトな収納棚を取り入れる

・使用頻度の低い荷物は部屋の外で保管する

特にワンルームでは、収納家具を増やしすぎると生活スペースが狭くなります。普段使うものを部屋に残し、季節用品やスーツケースなど使用頻度の低いものを分けて保管すると、限られた空間を使いやすくなります。

大阪エリアで自宅に収納しきれない荷物がある場合は、宅配型トランクルームのサブクロも利用できます。自宅まで集荷に来てもらえるため、車がなくても荷物を収納できます。

※記事中の画像は公開当時のものを使用しており、ロゴ、ボックス、画面構成などが現在のものとは異なる場合があります。

【記事監修】
サブクロ編集部

整理収納アドバイザーの資格を持つサブクロコンシェルジュが、収納、お片付けに役立つ情報をお届けします。
アイテム別の正しい保管方法や地域別のトランクルーム情報・施設比較など収納のプロが現場の視点で分かりやすく解説。
「収納を増やしたい」「荷物の預け先を探している」など、さまざまなお悩みを解決します。

※サブクロコンシェルジュは荷物の引取りからお届けまで一貫してサポート。単なる配送スタッフではなく、お客様の収納の悩みに寄り添うパートナーです。

関連情報